私も週末は家族とゆっくりした時間を取らせていただきました。
さて、前回からの続きです。
・・・・
普通はここまで考えないで、そのまま、与えられた環境でベストを尽くすというのがいいですよね。
下手にこうあるべき!という思いこみが、執着になって苦しくしてしまう。
本当に自分のやりたいことを貫くのなら、会社をやめて、コーチとして独立してもよかったのかもしれません。
でも、この企業内での教育分野について学べば学ぶほど、未熟さは募るばかり、とても、独立するなんて当時は自信がありませんでした。
家庭では子供二人がちょうど育ちざかり、住宅ローンもかかえ、そして、実家は家業の薬局を廃業して、老いゆく母親が実家で一人暮らしをしており、そちらへの手当てもしなければなりません。
折からは、リーマンショックが起き、世の中のお寒い状況を目の当たりにします。
そこで、私は自分の成長のためのステップと位置づけ、人の育成にかかわるプロとしてのスキルアップを目指して、社内で多くの経験を積む期間として、仕事に専念することにしました。
考えてみれば、MRという営業と社内での企画スタッフは、まったく異なる職種であり、それは、企画スタッフとしての相当のセンスと人の育成への気持ちが無いと務まりません。
そのことに気づかせてもらった当時のメンバーには本当にお世話になったと思います。
4月の10日間の泊まり込みの新人研修やマネジャー研修の企画やグループ会社への人材開発に関するコンサルティングとその後の研修講師としての実践。
本当に忙しい日々でもあり、本当に多くの学びを得ることができました。
メンターともいえるすばらしき先輩方からの心のこもった指導やフィードバック。
そして、新人研修時の夜遅くまでの打ち合わせや、新人たちと交わした交流は、本当に懐かしい日々でした。
・・・でも、
そんな、会社での日々の裏側で、やはり、自分本来のミッションについても、あきらめないで活動を続けていきました。
もし、あのとき、すっかり、会社人間としてのみ生きていたら、おそらく、今回、独立しようなどと考えることは無かったと思います。
それは、コーチング的な関わりとしての市民としての活動でした。
いわば、複数の人を扱うコーチングとも、いえるかもですが、市民ファシリテーターとしての活動です。
市民ファシリテーターとしての活動は、
当初、CTIでコーチングを学ぶ地元メンバーで作った勉強会グループ「都筑青葉コーチングクラブ」から始まる地域での一連の活動です。
私が05年ころに地域でコーチングの勉強会をしようと声をかけて集まった集まりです。
この後も、こういった市民活動での学びや、仕事が変わってからの学び、母親を介護していく中での芳醇な学びなどもシェアしていければと思いますが、いったん、まとめたいと思います。
ここで、お伝えしたいウェルネスキャリアへの想いは、
1.コーチングやキャリアデザインを通して、本当にやりたいことが見出せる。
2.その実現が難しい場合でも、あきらめずに、その場その場に専念して、そこから学んでいくこと。
3.必要があれば、家庭、職場に加えて「サードプレイス」としての自分を発揮できる場を見出して、自分のミッションをつなげていく。
4.でも、どうしても、やりたいことを保留する選択をすることってある。その時は、心と体への最大限のケアをしてほしい!
人は社会の中で生きる生き物。
さまざまな事情を抱え、周囲からの期待役割を担いながら、でも、本当の自分らしさや自分の目指すことをあきらめない。
あきらめないで、気持ちも活動もつないでいくと、必ず、チャンスを訪れる!
そう信じてほしいと思います。
そして、そういった悩める時、苦しい選択をした時でも、コーチとして、健康増進に関わるファーマシストとして、両面から支えていくことをこれからのミッションとしていきたいと思います。
これにて、第一章の終了です。
以降は、私の仕事、市民活動、就職支援活動、介護の体験の中からの学びやキャリアデザインのあり方への考え方などをアップしていきますね。
これからも、よろしくお願いします!
0 件のコメント:
コメントを投稿