2014年12月22日月曜日

ウェルネス・キャリア実現への想い③

前回は、コーチングとの出会いに至るまでの探索のお話ししました。

要約すると、
人生は一度きり、病気になったり、倒れたりしてからでは、手遅れ。
だから、自分が本当にやりたいことは何かを見つける旅に出て、コーチングと出会った。
・・・ということになりますか。

今回は、では、なぜ、コーチングが自分にとって、「これだ!」

と思えたのかをお話ししたいと思います。


一言でいうと、コーチングを体験することで、

本当に自分らしくあることに気づけ、それを体現していると、とても健全で、病気とは無縁な境地である。

と、思えたことだと思う。


そんな、100%自分らしさが尊重されている状態で、自分のキャリアを歩むことが出来たら、

少なくとも、それに向かって、今を生きるのであれば、

たとえ、病気になっても、自らを管理して、目的のために、体と相談しながら、あきらめない人生を生き切れる。

そして、決して、後悔しない生き方が出来ると思えたから。




その考えに至るうえで、当時、自分の中に、医療に間接的に携わる立場として、課題意識があったと思う。


それは、MRとして、医療機関を訪問して、医師と面接して、治療についての問題点を聞く機会をたくさん持っていたからだ。

どちらかというと、MRとして、単に自社の薬を使ってもらうためにだけ、行動するというより、どうやって医師の診療上の悩みを解決するかという視点で接していたように思う。

そんな、同じ目標意識をもって、何か提案ができないか、お手伝いできないかと、薬の紹介に絡めて面会をしていた。


先生曰く、
「いやあ、いくら、口を酸っぱくして、生活習慣の指導をしても、患者さんは、なかなか、聞いてもらえなくてね。
高脂血症や高血圧について、自覚も少ないし、支払う医療費もバカにならないしね。結局、コントロールもいい加減になりがちだよね。」
という言葉をよく聞いていた。

そんな、話を聞くと、何とも父親のことを言われているようで、

何とか、そういうことの無いように、患者さんに少しでも病気について、理解して、生活を改善できるための指導用の資材などを持参しながら、すこしでも役に立てればと訪問していた。



しかし、何ともやるせない、手遅れな気持ち。

「なってからでは、遅いんだ!」

という思いが、湧き上がってくる。



そんな、思いに悩むような時期に、ちょうどCTIのコーチングのワークショップに通うことに。

自分の中にある、未来にありたいの自分の姿をイメージしたり、自分が自分らしくあった輝くような
体験などをセッションの中で振り返る。

すると、自分はいままで、どれだけ、周りの目や評価ばかりを気にして、いい子ちゃんになろうとしていたことか!
リスクばかりを気にして、「あれはダメ、これはダメ、こうしなくては生きていけない!」
と自分に抑制をかけていたに存在によって、すっかり、コントロールされていたのだ。


ワークショップのリーダーからの
「このコントロールされた世界をずーっと生きていたらどうなっちゃうの?」
的なことをいわれ、暗黒の世界にずっと暮らすような自分を見出す。

どうにもエネルギーが上がってこない。


この世のシステムは、常にストレスがつきもの。
好きでもない仕事をし続けなければ生きてはいけない。

それが世の中だ。その現実を受け止めて、
生活する上で安心安全のために、本当の自分の上に着ぐるみを着る。

誰にも見られないように、そっとビルドスーツに身を固め、
自分の弱みを見透かされないように日々を送る。

仕事の中に自分自身が活かされているという実感を見出せず、
ただ、組織や上司のめがねに適うように自分を合わせて生きていく。

でも、いつしか、その闇に葬られた本当の自分の願いが、心身に向けて反撃をし始めるんだ。

そうして、世の中にはうつ病や生活習慣病、ガンの患者が増えていくのに違いない。



そんな、想いとこの暗黒の世界を味わう経験がシンクロしていたのだろう。



そして、本当に自分が「今、生きている」という実感を味わいつくす経験をワークショップの中で体感した時、この感覚に全く偽りがないという気持ちになったのだ。



そうか!


こんな自分を生き切ろうとするキャリアを歩めば、
決して、不健康になり、病気に陥ることは無いんじゃないだろうか!


そんな、自分らしい生き方を見出し、その自分で、この厳しい現実世界をあきらめないで生きていくことを支援する。それによって、病気になる人を少しでも無くすことに自分はコミットしたい!


そうような思いから、いつしか、会社の中で希望する職種として、人材開発部門と書き、その中で、社員のキャリア自立支援という形で、実現できればと希望を出していた。


でも、当時は、そうとう、社内的には危機的転機にいたので、
はたして、希望する職種に行けるとも思えず、

この後、転勤して、どこに行ったとしても、MRという着ぐるみを着つつも、自分の内なるミッションは、関わる人が少しでも自分の生きる意味を見出して、イキイキと生きれるよう支援しようと思ったのです。


内なるミッション、
「自分は本当は何のために生きるか」という問いに、ようやく、答えを見出した時・・・
純粋に自分着ぐるみを手放し、本当の自分を受け入れ始めた時・・・

思いもしなかった人事部人材開発グループに転勤が決まったのでした。



・・・でも、本当の本当は、その時すでにコーチとして独立したいという自分がいたのです。

そして、欲求と実際に人材開発部門に行ったこととの狭間で葛藤する日々がその後続きます。



その、葛藤の日々こそが、真にウェルネスキャリアという考えを浸透させたい思いにもつながってくるのです。


まだ、続けていいですかね。笑




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