少し、脱線というか、ここ2回ほどはコーチングを学んだことからの実体験についてお話しました。
日がたつとある意味客観視出来て、語れる部分もありましたが、しっかりと整理もしておきたかったのでいい機会だったのかもしれません。
私的には、こういう経験があったからこそ、
社内でコーチングの文化をもっと浸透させたいという気持ちで、人材開発部門に行くことに自分の可能性を感じ、夢を膨らませていたといえるでしょう。
さて、そろそろ、その次のフェーズについて、進めないとですね。
ただし、ここから先の話は、自分自身の内面的には、まだ、客観視しきれていない気がしていて、困難さも伴うので、おおざっぱになるかもしれないことをお許しください。
私が人材開発部門で一から仕事を学び始めてまもなく、会社が合併する事になりました。
そんな、会社が大きく舵をきって行く中で、自分が企画スタッフとして学んでいく間もなく、どんどんと周りの環境が変わっていくことに。
一からいろはを教えてもらえる状況でもない中、自分も気負っていたのかもしれません。
MBAの知識も学んだし、コーチングについては、先達者たらんとしていたもんですから。
けっして、わかった気にならない。初心わすれるべからず。
という素直な姿勢も忘れて、相当、生意気になっていたと言えるでしょう。
でも、そんなことも合併という変革期には必要なのかもしれませんね。
コーチングの資格を取ろうとしたのも、この変化の時期に生き残るために、何か自分の能力を資格として見える化しようと思ったからかもしれません。
そして、自分は、この会社の中で、コーチングのもたらす人の可能性を引き出す関わりを広める、せっかくの機会を得ることができた、このチャンスに精一杯活かそうと。
事実、当時は企業におけるマネジャー研修でコーチングスキルを導入することが、ちょうど、流行真っ盛りな時期で、合併後の新社においても、同様に導入が検討されていたのです。
しかし、本当に自分のやりたいことと、与えられた期待役割はマッチしていたのか?
「自分らしくあって、そこから仕事をすることができれば、イキイキと健康でいられる!」
という、自分の願いが叶えられるためにコーチングの導入をやれていたか?
というと、今思えば、やはり、そこには、言葉尻で、コーチングという表現で一致していたかに見えましたが、違うものを「それだ!」と言い聞かせて、追い求めていたのかもしれません。
自分の成功体験が、どうしても、執着となって、こうあるべきだと判断をしているようでした。
研修プログラムが物足りない気がして、どうにかしたいのだけれども、どうしようもない。
自分が得てきたようにコーチングを実践するには、講習時間が圧倒的に足りないし、そこまでコーチングを学びたくて来ているわけでもない多忙なマネジャーに強要すべきことでもない。
では、何か代替案を提案できたかというと、まだ、企画スタッフとしては、未熟でもあり、提案しきれない。
今、冷静に思うと、もっと、上司やメンバーに。自分の思っていることを話して、企業で求められるコーチングのあり方や導入方法について、意見交換しておけばよかったのかもしれません。
でも、当時の関係性は、合併というプロセスを経て、そうとうギクシャクしていたように思う。
それは、もう誰のせいでもなく、時代のなせる業かもしれません。
そう、みんな、精一杯生きていたんだ。
それにしても、未熟感というのは、恐ろしいもので、自分の想いがままならず、苦悩しているときに、さらに、それが、自分が未熟のためと思った瞬間から、ネジが逆回転し始めたのです。。。
続く・・・
なんか、このくだり書いてて、苦しいっす。でも、ここからが正念場なんです。
なんとか、耐性をもち、病にならずに今ここにこうしていられるのも、この間のさまざまな方とのご縁があったからこそです。
そんな、復活への物語が続きます。
いい時の話ばかりじゃない、苦しい時期を体験しているからこそ、今、心から同じような苦しい選択をしている人を応援したいのです。
それこそが、ウェルネス・キャリアを歩むことの真髄かと。
いつでも、コーチングや悩み相談、お声かけくださいね!
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