2014年12月1日月曜日

大学時代のクラブOB会に参加して

しばらく、大学時代のクラブのOB会活動に距離を置くようにしていました。

それは、自分自身あまりあちこち顔を出しすぎる習性があるので、これ以上、顔を突っ込んでは、自分の行動に一貫性がないとおもっていたから。

特に、いままで、その専門分野で仕事をしていなかったので、あまり、その方面でのネットワークを作る必要がなかった事がその理由のひとつ。

そして、もう一つは、その関係性が、あまりに、窮屈な感じがしていて、昔ながらの先輩、後輩の関係を求められるような気がして、どうも、その辺りのしがらみが面倒だったという点。

後者の方が理由としては大きいかな。

しかし、これまでの仕事に終止符を打ち、新たに自分の世界を広げようと思っている時期でもあり、誘っていただいたご縁を受け、何か貢献できることがあればと思い、参加してみた。

参加してみて、気づいたことは、現役の学生とOB組織の幹部との間に、相当の隔たりが出来ているということだ。

大学の教育カリキュラムが相当変わってきている中で、その状況もわからない中で、どうして、今の部活動がどうあるべきか、議論をしようにも情報がない状態。そんな状況の中で、感情として、過去は栄光のクラブだったのに、なぜ、今はこんなに弱くなったんだ!なんとかしろ!的な議論に陥ってしまっていた。

でも、すべてを大学や現役の学生のせいにしては、可哀そうな気がする。

なにせ、連綿としたクラブでの伝説や物語が受け継がれて来なかったからだ。
当時は、あまり勉強しなくても何とかなり、その中で学生時代を謳歌すべし!という時代の精神が変化して来ているという点を押さえつつも、その変化の中にあっても、クラブの中で変わらぬものを、伝え続けたかにあると思う。

このクラブにいる事への誇りやスポーツを愛し、暇さえあればいつもそのことばかり考えていたという気概を伝えることを怠ってきたのだ。

OBはキャンパスが移ったとはいえ、その後、あまり、OBメンバーは大学へ寄り付かず、若手のOBとシニア世代のOBとの間に相当の隔たりが出きているのも、確かであり、その原因は中間世代である、我々にも責任があるのかもしれない。

まあ、そんなこんなで、
この火中の栗をどうやら拾ったようで、今後、少し今どきの現役部員の気持ちを聴いてあげる役割をすこし担うことになりました。

まさにシステムコーチだね。
双方の言い分を聴いてあげて、適切な見立てをして、双方にとって、WINWINになるようなワークをファシリテートするってことになれば、いいな。

どうやら、あるべき組織に何かが滞っていると、流れをよくしたくなるというのは、どうやら私の性分のようで、嫌いじゃないんだなあ~、これが。

楽しんでやってみたいと思います。

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