2014年12月2日火曜日

中学生に業界を伝えるハタモク業界語り

明後日は、ハタモク中学校という教育イベントに参加する予定です。

埼玉の中学校2年生に働くことの目的を考えてもらうというのが趣旨で、社会人約50名が参加して生徒たちと対話の場を持つことに。

中学生との対話は、はじめての体験なので、とても楽しみにしています。

そして、そこで、前職の職種について、業界を代表して(笑)、私からその仕事を紹介することになりました。

私は、製薬会社にずっと勤めていたのですが、その中で、主にMRという営業の仕事を17年間してきました。

製薬会社の中でも職種は多岐にわたるので、これだけの職種しか話せないというのは、いささか、狭い話しかできないかもしれません。

でも、幸いにして、
その後は、その会社の人材開発部門におり、さまざまな職種の社員を対象に研修を提供する中で、それぞれの仕事での課題や悩みを聞く機会がたくさんありました。

全社の視点で様々な職種を抱えているこの会社の人材に求められる普遍的なマインドや行動は何か?
いろいろと検討して、体系化してきたことを振り返ると、社員一人ひとりが新薬を開発し、世に普及させることへ誇りを持ち、真摯に取り組んでいる姿にたどり着きます。

そんな、彼ら彼女らの顔を思い出しながら、
その新薬を作ろう、広めようという想いは、きっと、この中学生のころに養われたのであろうと思えてきます。

子供のころ、家族に病気で苦しむ人がいて、何とかならないのかと悔しい思いをして、この病気を治す薬を作りたいと思い立ったという話を語ってくれた方もいました。

改めて、この機会に、中学生に向けて、

「あなたは何のために働くの?身の回りに病気で苦しむ人がいて、何とかしたいという気持ちになったことがあるのなら、ぜひ、二度とそのような人を作らないためにこの業界で働かない?」

そんな、言葉を投げかけてみたくなりました。

けっして、楽な道のりではない。けれども、とてつもなく、可能性にあふれ、夢のある世界。

一人でも多くの生徒にその素晴らしさを伝えることが出来ればと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿