何かをいざなうような、そっと、背中を押してくれるような、つぶやきにも似たその風。
時に、ざあ〜〜〜っと、いう音とともに、私の心をさらっていくような、ざわめき立つような、音色。
オーケストラが、一瞬の間の後に奏でる交響楽のジャ〜ン!というセンーセーショナルな響き。
あたかも、待っていたかのような偶然の出会いの時に奏でられるときめきにも似た、切ないメロディ。
自分を新たな世界に引き込むような、興味深い世界に出会った時の瞬間の心の揺らぎ。
きっと、この風のささやきが、それを知らせてくれる原形だったのかも。
感じる心を豊かにしてくれていた風と大きなケヤキの下での体験。
これからも、その傾向をもっと敏感に拾ってみよう。
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