2014年12月20日土曜日

ウェルネス・キャリア実現への想い②

何となく、これから自分のキャリアについて語るのかあ~と思うと急に手が止まるものなのですね。笑

でも、書くにあたり、図らずも、シリーズ的に展開するとしても、あくまで、ウェルネスキャリアということへの言及のためのもの!
と心にとどめておきたい。

父親が退職時に倒れたという原体験のことを書きましたが、他にも身内でキャリア観に影響を受けた約2名の共依存な関係性についても話さないと次に進めない気もしています。


そうなんです。


この二人の関係性から生まれてしまった彼らの未完了なものを成仏させるためにも、このウェルネス・キャリアという考えをもっと広められたらとも思っているのです。


これは、あくまでパーソナルな課題ではあるのですが。
でも、きっと事業継承について、同じように苦しんでいる方がきっといて、そこにも触れておきたい。


そんなに身内のことを書くのもなあ~という気もしていながら、なんだかんだで書こうとしている私って何??な感じです。笑


たぶん、自分の探求を始めてからの話をすると、きっと、彼らがゴーストとして、見えてくると思うので、このまま、私の探求を開始した30代後半について触れていきます。



(ここから前回からの続き)


正直、本当にどこまで、自分が何をしたいのか?という問いをもって、学びの門をたたき始めたかというと、そうでもなく、

これからミドルに向かうにあたって、マネジメントを勉強しておいた方があとあといいかもしれない・・・

という功利的な気持ちが強かったような気がします。



でも、何か傾向というか、背中を押されるというか、何かしなきゃ・・・!という気持ちがあって、そうとう思い切って、全く知らない世界の門をたたいたような気がします。


そして、その根っこに、父親の姿があったのだと思います。


通い始めたのが、グロービスマネジメントスクール。


3か月ごとに、クリティカルシンキング、人的資本管理(HRM)、マーケティング、アカウンティング、ファイナンス、経営戦略などなど、一通り10クラス以上を気づくと取っていました。

あまり自分の専門領域に関係のないアカウンティングやファイナンスまで取って、単なる研修オタク、学びのコレクター状態に陥っていました。

当時、他の受講者に言っていたのは、論理的思考がなかなかできないから、種々のケーススタディーを通して、論理的思考力を鍛えて、スキルアップしたい。と答えていたような気がします。

確かに新たな世界が開けてくるような気がして、とても刺激的な日々が続きました。
経営の枠組み、見方、考え方を学び、その醍醐味をケースを通して実感出来て、子供が遊び盛りの中、あまり、遊んであげられなかったのは、辛かったけれど、仕事をしながら、週末や平日の夜に懸命に通い、レポートを提出する日々に、充実感を覚えたものです。

でも、会社からの派遣でもなく、自分で大金を払って通っている中で、会社で選抜されて来る優秀な受講者と交流すると、彼らの優秀さがよくわかる。



他方、MRとしての仕事の方も、結構多忙のなか、ますます、成果を問われる様になるものの、グロービスでMBAについて学び、頭でっかちになっているために、どうにも、その方針に対してしっくり来ない自分がいたりして、批判的になったり、仕事に身が入らなくなったりして来る始末。


得意先ともトラブルを招いてしまうことに!


本当に扱いにくい社員になっちゃってた。




ついでに、実家からも、そろそろ、戻って薬局をやってほしいような声がちらほら。

でも、すっかり、母親は介護一本の状態で、お店は閑古鳥。
世はドラッグストアと調剤薬局の2極化が進み、パパママ薬局はどうみても将来性はなく、加えて、私の家族が合流するには、その他にも多くの困難があったのです。

(この困難さについては、コーチングの段でお話することになるかも・・・たぶん)

当時、本当に実家には近づかないようにしていた。

そこに戻ることを受けいれられず、反発していたのだ。




そして、ますます、自分が一体何をしたいのか、わからなくなる一方になったのです。




そんな、さなかに受講したのが、グロービスの組織行動学であり、それを学ぶ中で、コーチングという存在に出会う事になりました。




これにはピン!とくるものがあり、当時、チームリーダーで4人のメンバーの面倒を見る立場になっていた私は、MBA科目のなかで、唯一、現場に使えて、成果につながるのものと思ったのです。


まあ、ここでも、その動機は部下をいかにその気にさせるか?という下心があったのは確かです。


いまでも、当時の組織行動学を受講したメンバーとは、年2回程度飲みに行き、彼らの順調に出世する姿を横目に、こちらはいろいろと悩みを相談しあえる仲間です。


そんな、メンバーの一人に某大手化学品会社の人事部の方がいて、その人から、コーチングを勉強するのなら、ぜひ、「部下を伸ばすコーチング」という本を読むといいよ!と教えてくれたのです。


それがCTI(コーチ養成機関)との出会いでした。


そして、このコーチングを学び始めたことと、まるで、連動するかのように、通い始めて約1年程度たった秋に会社でも人事部人材開発グループへと異動することとなったのです。



当時、39歳、ちょっと遅まきの自分にとっては劇的なキャリアチェンジとなったのです。


これで私のキャリアも念願が叶い、順風な40代を迎えられるものと思っていたのですが…



続く・・・

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