コーアクティブという言葉は、アメリカ発祥のコーチ養成機関であるCTIのコーチングの肝でもあるコンセプトです。
これを実践してコーチングをすることで、協働的にコーチとクライアントがセッションし、他のコーチングでは得られない内省や学習の場が生まれ、その人の人生全体からみたあり方や行動を促し、溢れるようなエンパワーメントが生み出されます。
私もかつてコーチの資格を得るべく学んできて、体の髄まで体現できるようトレーニングしてきました。
それから、ずいぶん時も経ち、そのコンセプトもずいぶんと進化を遂げています。
そんな、コーアクティブを日常の会話の中で実践するとは、どんな、アプローチなのか?
私もセッションとなると実践できても、なかなか、日ごろの生活の中での会話では、実践するのが難しい気がしていたので、ちょうどいい機会と参加してみました。
参加して、感じたことは、
内容ややり方は知ってはいても、日ごろの日常会話への活かすという視点で、これまで実践しようとしてなかったなー、と実感させられるひと時となったような気がします。
正直、そのもやもや感がまだ体の中に残っていて、まだ、消化不良な状態。
そのもやもや感の中からの声をあえて、聞き取ろうとすると、
「結局、これまで習ったことは、コーチングの中での全体的な流れの中でしか実践できないものとして、自分の中で昇華させていたんじゃないのか?」
「今回のような、ステップで細かく得たスキルを切り出して使っていれば、もっと、日ごろの中で実践出来たんじゃないか・・・」
という事になるのじゃないかな。
それは、
コーアクティブのモデルが素晴らしく進化していて、より、使いやすい形に落とし込まれてきた結果ともいえるかもしれない。
自分が習ったころは、どちらかというと、コーアクティブはいわゆるテクニック的なスキルではなく、その親玉的なスキル、よく必要な場に体現していたい心的態度という意味でいう「メタスキル」として体に落とし込まれていたと思う。
だから、そう簡単に切り出せる代物でなはく、全体として体現して、そこから発せられるバーバル、ノンバーバルスキル全体をコーアクティブと学んできていたのだ。
そうか!
昨日のもやもやの原因はそこだ!
メタスキルとして学んだ、コーアクティブが、こういう形にスキル化すれば、意識して実践することで、十分実践できる単位に落とし込めるという事に驚いたんだ!
たぶん、これは入り口でもあり、入りやすさとして切り出されており、実際に深く理解して実践するにはそれなりのトレーニングが必要であることは変わりないにしても、今回の学びはもっと気軽に意識的に実践して、日ごろからの関係性の改善に活かそうという点だ。
確かに、それでなければ、世に広める意味がないよね。
ということで、もやもやを腑に落とすことは、ここで納めて、さあ、これからは実践だあ~!
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