2015年1月5日月曜日

関係性がキャリアを拓く?

あけましておめでとうございます!

本年も、ぼちぼちつづっていきますので、引き続きごひいきいただきたくお願い申し上げます。



今日は、キャリア発達に関する第三の理論だと、言わんばかりにあえて展開してみます。笑



自分のキャリアを拓くためのアプローチ、

1.やりたいこと,出来ること,求められることを押さえ、キャリアプランを立て、ステップを踏んで進む。

2.計画は立てず、偶発的におきる機会を捉えて、キャリアを積む。


どちらが正しいというのではなく、

実際は、1をしつつも、実際に動くとそんなに計画的に行かず、2の視点も大切にして、探求していく。

そんなところではないだろうか?


大学受験でもそうだし、就活もそうだ。

本当に思い描いたとおりに大学に入れたり、企業に入社できることは、ごく少数で、

結局、ご縁があったところで、前向きにとらえ、自分なりにそれに意味を見出していく。


めでたし、めでたし。



・・・・・となれば、いいのですが、


必ずしも、行った先で思い描くような仕事につけず、見込み違いと悩むことってある。

期待とはミスマッチな役割を上司から任されたり、職場の雰囲気が悪かったりして、苦しい思いになったりね。



・・・昨日の大河ドラマ「花燃ゆ」をみていて、ふと、思ったのだけれど、

どうにも「逃れようのない関係性」の中から切り拓くキャリアというのもあるのではないか?

と思ったりする。


後の吉田松陰こと、寅次郎は、

長州藩の山鹿流兵法指南役の家督を継がなければならない、

という逃れようのないキャリアパスの中にあって、

世の中の変化の中、どう生きるべきか悩んでいた。


まあ、次週のドラマ予告のように、脱藩ということで、自らの道を開くのだが、

伝統芸能の世界では、世襲と決められていて、逃れられない関係性の中で、

自らのキャリアを切り拓く人も多くいる。


むしろ、その道の一流の人は、その道を乗り越えたからこそ、

一流とみられ世間もそこに美学を感じたりする。


世にいう、守・破・離の世界だ。


もう少し、この親と子、師匠と弟子、あるいは、短期的であっても成立する上司と部下という、

逃れられない関係性の中で、どんな、願いや夢が紐解かれることが、守破離につながるのか?


その中に、これまでにない、創造性が備わったらいかに素晴らしいものになるのだろうか?

はたして、今の時代のスピード感では、ありえないのだろうか?



日本発ならではの、組織の中でのキャリア発達理論があってもいいんじゃない?



なんて、新春からドリーミングしてます。笑


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