2014年12月9日火曜日

昔やったビジュアライゼーションの意味

昨日、アーノルドミンデルの自分探しの瞑想という本をシステムコーチングを深めるために読んでいて、ふっと気がついた。

この本、というか、ミンデルはよく夢から得られるメッセージをどう日常生活に活かすかという視点でさまざまな事例を提供してくれている。

そういえばと、
10年以上まえにコーチングのワークショップでやった未来の自分を見に行く、ビジュアライゼーションのワークを思い出した。

・・・、
体をリラックスさせ、夢見心地の心地よさの中、自分があたかも宇宙まで飛び上がり、そこから、再び、地球に降り立ち、そこで未来の自分と出会い、その人と話をするというワーク。

それを味わったうえで、それをお互いに語り合い、シェアすることで、イメージを明確にしつつ名前を付けたり、感覚を体に落とし込むことで、その後、コーチングしていく上での未来に向けてのリソースにするというもの。

その時、出てきた映像は、高原の中の草原に一軒の山小屋がぽつんと立っていて、その横に降り立った私は、その中に入ろうと、ノックをして、あらわれた未来の自分が、あろうことか、当時の会社の社長だったのだ。

心地よいガイドにそって、その未来の自分に誘われるままに家に入り、ゲストルームにあるソファに座ると前には暖炉があり、薪が焚かれ、部屋は暖められていた。

そして、ゆっくりと彼は座り、ゴルフクラブを磨きながら、未来の自分は、これまでの自分の足跡を語り、そこに訪れた僕にアドバイスをくれたのだ。

「まあ、大変だったけど、何とかここまで来れたよ。」
「そんなに、心配しなくていい。しっかりと進めばいいんだ!」

的なことを穏やかな表情で語るではないか。

でも、当時、私はなんであの社長が出てきたのか、さっぱりわからなくて、
何か自分は相当の野心家で、そんなに出世がしたいのかな?
そんなことなら、何もコーチングに来ることはないのに...、

と、相当困惑して、その後のペアワークでも、そんな人が出てきたなどと、話すことが自分は出来ず、あやふやにシェアをしたことを鮮明に覚えている。

すごいエッジが立っていた。



ミンデルの本を読んで、その夢からのメッセージをどうとらえるか、

今、改めて考えてみると、、、

確かにその会社かどうかは別として、独立を志向した結果、社長になっているということであれば、全然、そのビジョンって、結果的に、そんなにブレずに、その通りに進んでいるじゃないか!

ってことに、今更ながら気づいてしまったのだ。

そして、高原の山小屋に住むというのも、まさに、これから実現しようと模索を現にしているのも驚かされたことだ。

あの時、もっと、このメッセージを素直に受け取っておけば、もっと、この10年の過ごし方も違っていたかもしれない。

たらればで、語ってもしようもないが、何とも考えさせられる。


・・・くしくも9月末。

会社を辞める直前に、全く思いもしないことに、その夢に出てきた当時の社長から、別件で電話がかかってきた。

「君とは、初めて話すよね。今回は引退したこの立場なのに手間をおかけして悪いね。」

だって。

(・・・いえいえ、あの時、あの山小屋で、お話ししましたよ!○○○社長。)

なんて、言ってみたかったな。


あの時の夢が現実世界に、まさに今この(独立へ一歩踏み出す)タイミングで呼び込んだのか?

・・・知る由もない。


夢・ビジョンは現実化する。でも、意味合いをよく吟味することはとても大切なのだ。

困惑しても素直にコーチやカウンセラーに話してみることは大切なことかもしれないね。



2014年12月7日日曜日

学生とOBとの懇談会のファシリテーション

今日の母校での就活支援ワークショップ、ダブルヘッダー二本目での出来事。


つくづく、

ファシリテーターのあり方として、操作的になってはならない

ことに気づくことになりました。


就活を控える学生とOBとの懇談会。


ねらいは、自分のことを社会人たるOBに語って、社会人との会話に少しでも慣れるようにとの機会作り。


ワールドカフェ的な自由な対話の雰囲気と、ハタモク的な働く意義問う考える場をどう作るか。正直、悩ましく思っていました。


それも、OBと現役との上下関係が前提の中で、どうファシリテーションするか、学生が、気安く先輩に迎合しやすい関係性での場。


セッション①

学生時代の体験の共有

セッション②

仕事経験、将来やりたい仕事の話

・・・までは、想定内。


で、セッション③をどうするか…

思い切って丸投げ的に、


「日本の将来について、フリート〜〜〜ク!特に学生から積極的にぃ〜!」


と、

お題を出して、学生、OBにフリーに語ってもらった。


するってーと、思いのほか、深いい気づきの場が生成されたのです!


学生からは、最後の全体での振り返りの場で、


「これまで自分が何がしたいかばかりに視点が行っていたけど、この話し合いの中から、自分が社会にどんな貢献をして行くか、自分の働くことの意味も考えることの大切さに気づいた。」


と、語るでは、あ〜りませんか!


とかく、就活支援となると、目先のテクニックに走りがち。


でも、本当に伝えたいことは、これからの世の中が迎える課題は何で、それに自分達がどう向き合って行くかということ。


あらためて、そういう話が語られる場が、彼らの目線を高めて、彼らの生きる礎になるんだということを確信した瞬間でもありました。


対話の場をデザインする中で、ついつい、思考を誘導するような問いを立てがちですが、(自戒を込めて!)


そんな、企画側の下心を振り捨てて、ステップワイズにオープン、かつ、マジメな話を重ねることが、思わぬ収穫をもたらすんだ!


との思いを深めた午後のひと時でした。




2014年12月6日土曜日

システムコーチングの診たて

昨日、システムコーチングの依頼主とヒアリングした内容から、彼のプロジェクトのシステムの診たてとその処方について、コ・コーチと検討しました。


概ね診たてが一致して、プログラムをざくっと組み立ててみる。


以前もコンサル的に組織の課題を伺い研修プログラムを提案などしてたので、違いがわかるのですが、組織をシステムとしてみて、診たてると、プロジェクトの中身と切り離せて、システム自体に焦点が当てられ、かつ、その処方も幾つか手持ちにあるのは心強い。


打ち手のレパートリーが広がった感じ。


でも、あくまで、依頼主からだけの情報からの診たてでしかなく、このままスタートさせると、おそらく、他のメンバーは、操作されてると感じかねず、アンケート実施を急遽メンバーにお願いすることに。


依頼主には、負荷をかけてしまいたしたが、同じ条件で当日スタートするには、アンケートやヒアリングは大事だなー


今日も別件でワークショップを二つこなし〜の、

明日のタイムラインを作成し〜の、となんか、フリー感全然無いのですが、笑、

結構、今を楽しめてます!


2014年12月4日木曜日

ハタモク中学校に参加して

中学生の心模様って、壊れやすくて傷つきやすい。

そんな姿を目の前でリアルに体験をして来た様な気がします。

私の本当にやりたい事はこれ!

って、
素直に出せるには、14の彼らにとって、少し厳しい世界を垣間見てしまった。

そんなところなのだろうか?

午前中は、一年生数人とこれからの夢や働く目的を語りあう時間。自分の夢をやりたい仕事に素直に織り込んで語っていた。

とても、純粋で何の制約の無い世界で夢を描き、楽しそうに語っていた。

その、姿を見た後だからなのだろうか。

午後の2年生が、自分の将来について、話すとき、何かすぱっと語れないような、喉の奥が詰まったような窮屈さ、戸惑いが感じられた。

その前に実施した職業語り後で、聞こえてきた「大人って大変そう」との感想。

世の中の厳しさを垣間見て、何も言えなくなったのか。

それとも、何か言い出しにくい環境なのか。(私の存在が言いにくい環境でないと願いたいけど・・・)

クラス間、友人間の関係で言いやすい環境があったか、どうかの違いなのか。

何か思いは持っているのに、言えないような彼ら、彼女らの姿に切なくなってしまった。

感情移入しすぎかな〜

でも、
見方を変えれば、むしろ、そういう悩みは、現実に直面すれば、あって当然の話だし、むしろ、14歳という多感な時期を思えば、正常な反応だとも思う。

早めにそれに気づいたことの方が、もしかしたら、歓迎されるべきだろう。

くしくも、
一年生と二年生に同時に接することで、その成長の過程をこのような姿で見せてもらえた様な気がする。

今日、彼らに伝えたいメッセージとして、名札に貼り付けていた「心のなかに働くことへの問いを持とう!」というメッセージ。

最後にその思いを、メンバーに伝えてエールを送った。

是非、持ち帰ってしっかり、問いとともにいて、時が来たら、自分で一歩づつ踏み出して欲しいな。

アンジェラ・アキの「手紙〜拝啓、15の君へ〜」が頭から離れない。

そして、そんな、彼らの心の襞(ひだ)に触れ、神聖な気持ちになることができた事に心から感謝したい

2014年12月3日水曜日

コーアクティブ会話術のセミナーに参加して

コーアクティブという言葉は、アメリカ発祥のコーチ養成機関であるCTIのコーチングの肝でもあるコンセプトです。

これを実践してコーチングをすることで、協働的にコーチとクライアントがセッションし、他のコーチングでは得られない内省や学習の場が生まれ、その人の人生全体からみたあり方や行動を促し、溢れるようなエンパワーメントが生み出されます。

私もかつてコーチの資格を得るべく学んできて、体の髄まで体現できるようトレーニングしてきました。

それから、ずいぶん時も経ち、そのコンセプトもずいぶんと進化を遂げています。

そんな、コーアクティブを日常の会話の中で実践するとは、どんな、アプローチなのか?

私もセッションとなると実践できても、なかなか、日ごろの生活の中での会話では、実践するのが難しい気がしていたので、ちょうどいい機会と参加してみました。

参加して、感じたことは、
内容ややり方は知ってはいても、日ごろの日常会話への活かすという視点で、これまで実践しようとしてなかったなー、と実感させられるひと時となったような気がします。

正直、そのもやもや感がまだ体の中に残っていて、まだ、消化不良な状態。

そのもやもや感の中からの声をあえて、聞き取ろうとすると、

「結局、これまで習ったことは、コーチングの中での全体的な流れの中でしか実践できないものとして、自分の中で昇華させていたんじゃないのか?」

「今回のような、ステップで細かく得たスキルを切り出して使っていれば、もっと、日ごろの中で実践出来たんじゃないか・・・」

という事になるのじゃないかな。

それは、
コーアクティブのモデルが素晴らしく進化していて、より、使いやすい形に落とし込まれてきた結果ともいえるかもしれない。

自分が習ったころは、どちらかというと、コーアクティブはいわゆるテクニック的なスキルではなく、その親玉的なスキル、よく必要な場に体現していたい心的態度という意味でいう「メタスキル」として体に落とし込まれていたと思う。

だから、そう簡単に切り出せる代物でなはく、全体として体現して、そこから発せられるバーバル、ノンバーバルスキル全体をコーアクティブと学んできていたのだ。

そうか!
昨日のもやもやの原因はそこだ!

メタスキルとして学んだ、コーアクティブが、こういう形にスキル化すれば、意識して実践することで、十分実践できる単位に落とし込めるという事に驚いたんだ!

たぶん、これは入り口でもあり、入りやすさとして切り出されており、実際に深く理解して実践するにはそれなりのトレーニングが必要であることは変わりないにしても、今回の学びはもっと気軽に意識的に実践して、日ごろからの関係性の改善に活かそうという点だ。

確かに、それでなければ、世に広める意味がないよね。

ということで、もやもやを腑に落とすことは、ここで納めて、さあ、これからは実践だあ~!


2014年12月2日火曜日

中学生に業界を伝えるハタモク業界語り

明後日は、ハタモク中学校という教育イベントに参加する予定です。

埼玉の中学校2年生に働くことの目的を考えてもらうというのが趣旨で、社会人約50名が参加して生徒たちと対話の場を持つことに。

中学生との対話は、はじめての体験なので、とても楽しみにしています。

そして、そこで、前職の職種について、業界を代表して(笑)、私からその仕事を紹介することになりました。

私は、製薬会社にずっと勤めていたのですが、その中で、主にMRという営業の仕事を17年間してきました。

製薬会社の中でも職種は多岐にわたるので、これだけの職種しか話せないというのは、いささか、狭い話しかできないかもしれません。

でも、幸いにして、
その後は、その会社の人材開発部門におり、さまざまな職種の社員を対象に研修を提供する中で、それぞれの仕事での課題や悩みを聞く機会がたくさんありました。

全社の視点で様々な職種を抱えているこの会社の人材に求められる普遍的なマインドや行動は何か?
いろいろと検討して、体系化してきたことを振り返ると、社員一人ひとりが新薬を開発し、世に普及させることへ誇りを持ち、真摯に取り組んでいる姿にたどり着きます。

そんな、彼ら彼女らの顔を思い出しながら、
その新薬を作ろう、広めようという想いは、きっと、この中学生のころに養われたのであろうと思えてきます。

子供のころ、家族に病気で苦しむ人がいて、何とかならないのかと悔しい思いをして、この病気を治す薬を作りたいと思い立ったという話を語ってくれた方もいました。

改めて、この機会に、中学生に向けて、

「あなたは何のために働くの?身の回りに病気で苦しむ人がいて、何とかしたいという気持ちになったことがあるのなら、ぜひ、二度とそのような人を作らないためにこの業界で働かない?」

そんな、言葉を投げかけてみたくなりました。

けっして、楽な道のりではない。けれども、とてつもなく、可能性にあふれ、夢のある世界。

一人でも多くの生徒にその素晴らしさを伝えることが出来ればと思う。

2014年12月1日月曜日

大学時代のクラブOB会に参加して

しばらく、大学時代のクラブのOB会活動に距離を置くようにしていました。

それは、自分自身あまりあちこち顔を出しすぎる習性があるので、これ以上、顔を突っ込んでは、自分の行動に一貫性がないとおもっていたから。

特に、いままで、その専門分野で仕事をしていなかったので、あまり、その方面でのネットワークを作る必要がなかった事がその理由のひとつ。

そして、もう一つは、その関係性が、あまりに、窮屈な感じがしていて、昔ながらの先輩、後輩の関係を求められるような気がして、どうも、その辺りのしがらみが面倒だったという点。

後者の方が理由としては大きいかな。

しかし、これまでの仕事に終止符を打ち、新たに自分の世界を広げようと思っている時期でもあり、誘っていただいたご縁を受け、何か貢献できることがあればと思い、参加してみた。

参加してみて、気づいたことは、現役の学生とOB組織の幹部との間に、相当の隔たりが出来ているということだ。

大学の教育カリキュラムが相当変わってきている中で、その状況もわからない中で、どうして、今の部活動がどうあるべきか、議論をしようにも情報がない状態。そんな状況の中で、感情として、過去は栄光のクラブだったのに、なぜ、今はこんなに弱くなったんだ!なんとかしろ!的な議論に陥ってしまっていた。

でも、すべてを大学や現役の学生のせいにしては、可哀そうな気がする。

なにせ、連綿としたクラブでの伝説や物語が受け継がれて来なかったからだ。
当時は、あまり勉強しなくても何とかなり、その中で学生時代を謳歌すべし!という時代の精神が変化して来ているという点を押さえつつも、その変化の中にあっても、クラブの中で変わらぬものを、伝え続けたかにあると思う。

このクラブにいる事への誇りやスポーツを愛し、暇さえあればいつもそのことばかり考えていたという気概を伝えることを怠ってきたのだ。

OBはキャンパスが移ったとはいえ、その後、あまり、OBメンバーは大学へ寄り付かず、若手のOBとシニア世代のOBとの間に相当の隔たりが出きているのも、確かであり、その原因は中間世代である、我々にも責任があるのかもしれない。

まあ、そんなこんなで、
この火中の栗をどうやら拾ったようで、今後、少し今どきの現役部員の気持ちを聴いてあげる役割をすこし担うことになりました。

まさにシステムコーチだね。
双方の言い分を聴いてあげて、適切な見立てをして、双方にとって、WINWINになるようなワークをファシリテートするってことになれば、いいな。

どうやら、あるべき組織に何かが滞っていると、流れをよくしたくなるというのは、どうやら私の性分のようで、嫌いじゃないんだなあ~、これが。

楽しんでやってみたいと思います。