2014年12月30日火曜日

ウェルネス・キャリア実現への想い⑦

すっかり、世の中は年末年始モードですね。

私も週末は家族とゆっくりした時間を取らせていただきました。


さて、前回からの続きです。


・・・・

普通はここまで考えないで、そのまま、与えられた環境でベストを尽くすというのがいいですよね。


下手にこうあるべき!という思いこみが、執着になって苦しくしてしまう。



 本当に自分のやりたいことを貫くのなら、会社をやめて、コーチとして独立してもよかったのかもしれません。


でも、この企業内での教育分野について学べば学ぶほど、未熟さは募るばかり、とても、独立するなんて当時は自信がありませんでした。


家庭では子供二人がちょうど育ちざかり、住宅ローンもかかえ、そして、実家は家業の薬局を廃業して、老いゆく母親が実家で一人暮らしをしており、そちらへの手当てもしなければなりません。


折からは、リーマンショックが起き、世の中のお寒い状況を目の当たりにします。


そこで、私は自分の成長のためのステップと位置づけ、人の育成にかかわるプロとしてのスキルアップを目指して、社内で多くの経験を積む期間として、仕事に専念することにしました。


考えてみれば、MRという営業と社内での企画スタッフは、まったく異なる職種であり、それは、企画スタッフとしての相当のセンスと人の育成への気持ちが無いと務まりません。


そのことに気づかせてもらった当時のメンバーには本当にお世話になったと思います。


4月の10日間の泊まり込みの新人研修やマネジャー研修の企画やグループ会社への人材開発に関するコンサルティングとその後の研修講師としての実践。


本当に忙しい日々でもあり、本当に多くの学びを得ることができました。


メンターともいえるすばらしき先輩方からの心のこもった指導やフィードバック。

そして、新人研修時の夜遅くまでの打ち合わせや、新人たちと交わした交流は、本当に懐かしい日々でした。



・・・でも、



そんな、会社での日々の裏側で、やはり、自分本来のミッションについても、あきらめないで活動を続けていきました。


もし、あのとき、すっかり、会社人間としてのみ生きていたら、おそらく、今回、独立しようなどと考えることは無かったと思います。



それは、コーチング的な関わりとしての市民としての活動でした。

いわば、複数の人を扱うコーチングとも、いえるかもですが、市民ファシリテーターとしての活動です。



市民ファシリテーターとしての活動は、

当初、CTIでコーチングを学ぶ地元メンバーで作った勉強会グループ「都筑青葉コーチングクラブ」から始まる地域での一連の活動です。

私が05年ころに地域でコーチングの勉強会をしようと声をかけて集まった集まりです。

ここでの活動がやがて「イマジンヨコハマ」→「team Open Yokohama」→「キャリア オープン ヨコハマ」でのキャリアカフェという活動に包含され、発展していきます。



この後も、こういった市民活動での学びや、仕事が変わってからの学び、母親を介護していく中での芳醇な学びなどもシェアしていければと思いますが、いったん、まとめたいと思います。



ここで、お伝えしたいウェルネスキャリアへの想いは、

1.コーチングやキャリアデザインを通して、本当にやりたいことが見出せる。

2.その実現が難しい場合でも、あきらめずに、その場その場に専念して、そこから学んでいくこと。

3.必要があれば、家庭、職場に加えて「サードプレイス」としての自分を発揮できる場を見出して、自分のミッションをつなげていく。

4.でも、どうしても、やりたいことを保留する選択をすることってある。その時は、心と体への最大限のケアをしてほしい!


人は社会の中で生きる生き物。

さまざまな事情を抱え、周囲からの期待役割を担いながら、でも、本当の自分らしさや自分の目指すことをあきらめない。


あきらめないで、気持ちも活動もつないでいくと、必ず、チャンスを訪れる!


そう信じてほしいと思います。


そして、そういった悩める時、苦しい選択をした時でも、コーチとして、健康増進に関わるファーマシストとして、両面から支えていくことをこれからのミッションとしていきたいと思います。


これにて、第一章の終了です。


以降は、私の仕事、市民活動、就職支援活動、介護の体験の中からの学びやキャリアデザインのあり方への考え方などをアップしていきますね。


これからも、よろしくお願いします!


2014年12月26日金曜日

ちょっと、一休み①

ぐりぐりと、過去を振り返るのもいいけど、なんか、息苦しくなるね。


過去をアーカイブして、次のステップに向けた足がかりにするのとは別に・・・




今、トライしていること。



それは、僕のリソースの一つ、ケヤキが教えてくれたこと。


風にそよぐ、木々のざわめきの音や肌に感じる風、そして、きらめく太陽の光。


そんな、空間の中で揺らいでいる波のような傾向を感じてみること。




言葉にはなかなかできない感覚。




五感を全開にして、今を感じてみる。




この世は、すべて、粒子でなく、波で出来ていると量子力学の世界にゆだねてみる。


そう、たいがい自分が見たいように見て、都合よく解釈しているんだ。




カフェで流れるゆるいジャジーな音色、

コーヒーマシンがコーヒー豆を挽くガーッという圧力音、

お店の応対の声、

足早にお店の前を歩く、右から左に流れていくような通勤の人たち、

正月の準備で忙しそうな向いのお店の店員の姿・・・



一体、宇宙は、今この瞬間に何をセッションしようとしているのか?



勝手な解釈をすててみて、純粋にその奏でる波にゆだねると、何を感じて何が見えるのか?



言葉にしなくてもいい。



ただ、感覚で受けとってみる。




・・・日々の営みの中で何かが、問いかける。


それが、自分の可能性のほんの一部でしかないとしたら、


自分の受け取っている感覚のチャンネルを拡げてフル稼働したら、


一体、どんな可能性が広がっているのだろう?




大いなる波動に身をゆだねたとき、


昨日のイライラ、今日のチャレンジが、おだやかなゆらぎにすら見えてくる。



今日もまた一歩、前に進みましょっか!

2014年12月25日木曜日

ウェルネス・キャリア実現への想い⑥

気づけば、第6回となりました。

少し、脱線というか、ここ2回ほどはコーチングを学んだことからの実体験についてお話しました。


日がたつとある意味客観視出来て、語れる部分もありましたが、しっかりと整理もしておきたかったのでいい機会だったのかもしれません。


私的には、こういう経験があったからこそ、


社内でコーチングの文化をもっと浸透させたいという気持ちで、人材開発部門に行くことに自分の可能性を感じ、夢を膨らませていたといえるでしょう。


さて、そろそろ、その次のフェーズについて、進めないとですね。


ただし、ここから先の話は、自分自身の内面的には、まだ、客観視しきれていない気がしていて、困難さも伴うので、おおざっぱになるかもしれないことをお許しください。


私が人材開発部門で一から仕事を学び始めてまもなく、会社が合併する事になりました。


そんな、会社が大きく舵をきって行く中で、自分が企画スタッフとして学んでいく間もなく、どんどんと周りの環境が変わっていくことに。


一からいろはを教えてもらえる状況でもない中、自分も気負っていたのかもしれません。
MBAの知識も学んだし、コーチングについては、先達者たらんとしていたもんですから。


けっして、わかった気にならない。初心わすれるべからず。

という素直な姿勢も忘れて、相当、生意気になっていたと言えるでしょう。


でも、そんなことも合併という変革期には必要なのかもしれませんね。


コーチングの資格を取ろうとしたのも、この変化の時期に生き残るために、何か自分の能力を資格として見える化しようと思ったからかもしれません。


そして、自分は、この会社の中で、コーチングのもたらす人の可能性を引き出す関わりを広める、せっかくの機会を得ることができた、このチャンスに精一杯活かそうと。


事実、当時は企業におけるマネジャー研修でコーチングスキルを導入することが、ちょうど、流行真っ盛りな時期で、合併後の新社においても、同様に導入が検討されていたのです。



しかし、本当に自分のやりたいことと、与えられた期待役割はマッチしていたのか?



「自分らしくあって、そこから仕事をすることができれば、イキイキと健康でいられる!」

という、自分の願いが叶えられるためにコーチングの導入をやれていたか?



というと、今思えば、やはり、そこには、言葉尻で、コーチングという表現で一致していたかに見えましたが、違うものを「それだ!」と言い聞かせて、追い求めていたのかもしれません。


自分の成功体験が、どうしても、執着となって、こうあるべきだと判断をしているようでした。


研修プログラムが物足りない気がして、どうにかしたいのだけれども、どうしようもない。


自分が得てきたようにコーチングを実践するには、講習時間が圧倒的に足りないし、そこまでコーチングを学びたくて来ているわけでもない多忙なマネジャーに強要すべきことでもない。


では、何か代替案を提案できたかというと、まだ、企画スタッフとしては、未熟でもあり、提案しきれない。


今、冷静に思うと、もっと、上司やメンバーに。自分の思っていることを話して、企業で求められるコーチングのあり方や導入方法について、意見交換しておけばよかったのかもしれません。


でも、当時の関係性は、合併というプロセスを経て、そうとうギクシャクしていたように思う。
それは、もう誰のせいでもなく、時代のなせる業かもしれません。


そう、みんな、精一杯生きていたんだ。


それにしても、未熟感というのは、恐ろしいもので、自分の想いがままならず、苦悩しているときに、さらに、それが、自分が未熟のためと思った瞬間から、ネジが逆回転し始めたのです。。。


続く・・・


なんか、このくだり書いてて、苦しいっす。でも、ここからが正念場なんです。

なんとか、耐性をもち、病にならずに今ここにこうしていられるのも、この間のさまざまな方とのご縁があったからこそです。

そんな、復活への物語が続きます。

いい時の話ばかりじゃない、苦しい時期を体験しているからこそ、今、心から同じような苦しい選択をしている人を応援したいのです。


それこそが、ウェルネス・キャリアを歩むことの真髄かと。

いつでも、コーチングや悩み相談、お声かけくださいね!


2014年12月24日水曜日

ウェルネス・キャリア実現への想い⑤

さてさて、コーチングの営業の現場で、どのように活かしたのかを書いています。


エピソードその2

チームメンバーの一人の彼(Aさんとしましょう)は、中途入社して入ってきた優秀な営業マン。

放っておいても、自分で何とかして結果を出してくる頼もしい男でした。


来て、まもなく、私のチームで歓迎会をしたときも、早くなじもうと、イッキ飲みをみんなに要求されて、ここは負けじと、思いっきり飲んで、前後不覚になり、タクシーで家まで送って行ったツワモノでした。

意外とこういうとき、自分をさらけ出すと、すぐに仲間に入れたりしますよね。

「あの時は、本当にお世話になり、ありがとうございました」

などと、後に、よく笑い話になったものです。




そんな、Aさんですが・・・

担当先の質にもよるので、一概に彼が悪いわけではないのですが、

チームで結果を出す事に、あまり関心はなく、われ関せずの姿勢。



でも、当時は、チーム間の競争が激しく、結果を出すために、

どうしても、Aさんのコミットが必要でした。

毎月の月末になって、チームの成果をまとめる段階でも、

自分は関係ないと、知らんふりをするような素振り。



その態度に他のチームメンバーは、総スカン状態、

「リーダー、お願いしますよ!

Aさんがあんな態度で関係ない姿勢を取られては、とても、我々はコミットできません。

なんとか、Aさんに言っていただけますか?」

そんな突き上げを若手から、いただくことに。



意を決した私は、彼と話をすることにしました。



でも、その前によくよく考えてみる。

「どうしたら、心からチームに貢献してくれるだろうか?」

「自分がAさんの立場なら、どう言われたら、いいかなあ?いやかなあ?」

と、


自分がその立場で説得されて、一番嫌なのは、

「周りから言われているから・・・」

「上からの要請だから、どうしようもない。だから、なんとかお願い~」

という、立場で話したり、他人のせいにして、話されること。



自分の言葉で、彼のことを本当に思って伝えるとしたら、どんなことを伝えたいか?



たぶん、キャリアという言葉をそんなに知らなかったのですが、

その時は、彼のこれから歩むキャリアを考えた時に、

この周囲との協働することをどう考えたらいいか?

今の姿をずっとやっていたら、彼自身の評価はどうなっていき、

その結果キャリアはどうなっていくか?



そんなことを念頭に何か伝えられればと思い、

たしか、自分のコーチにもコーチングセッションでも取り扱ってもらい、

自分中で整理したうえで、Aさんに対面で話があると声を掛けたのです。



案の上、彼も言われるのを察していたのか、防衛姿勢に!


得意先に行かなくてはいけないので、後で電話くださいと、そっけない。



そして、その後の電話でのやりとりが、大変だったんです!



そのはなしを持ちかけた時点で、

非常に弁の立つAさんからの防御的なマシンガントークが炸裂するのです。笑

当時、彼も相当社内で自信をつけ、成績もよく、社内の状況も見て取れていたので、

私のマネジメントについても、メンバーに対し及び腰とみて、そうとう冷やかに批判的になっていたのでしょう。

その私のことを、
まあ、よくぞここまであげつらえるものだと感心せずにはいられないくらい、ボロクソに言ってくるではありませんか。

自分のことを悪く言われて気持ちいいわけありません。
途中、何度頭にきて、怒りをぶちまけようかと、思ったことでしょう。

そうとう、かっか来てたのは確かです。


でも、その時、私はどこかで、そんな、Aさんの懸命に自分を守ろうとする姿にある種の愛らしさを感じていたのかもしれません。
(ここはある種、コーチングの全体的傾聴の実践ともいえるのですが)

そして、途中から、どんなに言われても、聞き流そうと腹をくくり、ムラムラくる気持ちを何とか抑えながら、ひたすら聞いていました。
(これも、コーチングの自己管理の賜物!)

たぶん、30分以上続いてたと思います。マシンガン攻撃。



でも、人って、言いたいことがあっても、そうそう、続くもんではありません。

とうとう、疲れ果てたのか、ネタが切れたのか、彼のトークが収まり始めたのです。

すこし、空気が冷めた感じに。



そこで、一言彼に

「僕のことは、どうでもいいんだよ。 ただ、伝えたかったのは、

今のような姿勢でいることを続けていって、お前の将来にとって、それがどう影響していくか、それを心配してさ。

この会社で、ずっと、仕事したいんだろ!リーダーとしてマネジメントもしたいんだろ!

数字だけじゃないとこで、5年後、10年後、どうお前が見られていくか、考えてみてはどうだろう?」


そんなことを言ったと思う。



相手は、電話の向こうでポカーンとしている感じ。

「あんなにクソミソけなしたのに、一体、こいつは何を言っているのか?」と、

飲み込めない状態だったのかも。



でも、しばらく、唸っているうちに、どうやら、こちらの想いが伝わったのか、

少しづつ、歩み寄りを見せてきて、自分なりにやってみますとの前向きな回答を得られることに。



ほっと、肩をなでおろした瞬間でした。



実は、この一件、単にその月末のアクションの改善にとどまらなかったのです。



なんと、それ以降の彼の私への態度が100%変わってきたのです。



それまでは、マイペースでいた彼が、今度は私をサポートするようになったのです。

チーム会議などでも、私の口下手な説明をさらに他の若手メンバーに噛み砕いて説明してくれたり、積極的にアイデアを会議で出してくれたりと、それまでとはうって変ったように。


彼は彼なりに、言われたことを受け取って、自分として、チームに何が出来るかを考えたようです。


そして、私のチーム運営をさらに盤石にするために、貢献するようになりました。

彼と私の間で、真の信頼関係が築かれたのです。



それ以降、さらにチームは一つにまとまっていき、非常に明るく元気のいい、お互いに意見を言い合えるチームになっていき、それが、結果的にはエピソードその1にも影響することに。



あの電話での一件、

1対1でガチンコで向き合う、きびしい修羅場ではありましたが、

大いなる変容を彼にも、私にも、そして、チームにも、もたらすことになったのです。


ここで得た学びを今振り返ると、、

どうしても、誰かに厳しい要請やフィードバックをするときは、立場ややらされ感でなく、その人のことを思って、真摯に向き合う。

そして、炎の上に立ち続ける勇気を持つ

という事でしょうか。


私はチームリーダーとして、コーチングを実践することで、得難い経験をすることが出来たし、本当に当時のメンバーそれぞれに感謝したい気持ちでいっぱいです。


単にコーチングのスキルではなく、相手と関わるあり方として、

相手の信じぬくこと、愛してやまないこと。

これなくして、コーチングは現場では活かせない。



そんな、思いや信念を持つようになったのです。



さてさて、

自分として、個人として、信念を持つことは、いいことですが、

時に、それが、執着となってしまっては、行けないのでしょう。



その後は、企画者側に立ち、その真髄ともいえる信念を、伝えることの難しさが、

異動後の私にとっては、困難なことだったのかもしれません。


続く・・・


やはり、ここまで書いてみて、この事例、システムコーチング的には、

二人を相手に行うアライメントコーチングをコーチ側とクライアント側掛け持ちでやってた

とも、いえるかもしれません。

当時、知っていれば、違う手も打てたかも。


ということで、

部下、メンバーとの葛藤や対立をお持ちの方、無料でご相談に乗りますよ!

メッセージお待ちしています!


2014年12月23日火曜日

ウェルネス・キャリア実現への想い④

コーチングとの出会いとそこからの気づきについて、お話をしていますが、


このまま、次の部署での自分の気づきや歩みを直線的に進めたいという気持ちと、

コーチングによるクライアント的な気づきとは別のコーチングを実施する側としての効用について、

話しておきたいという気持ちがあります。



コーチングの効用について、

想い出深いのは営業現場での二つの象徴的な体験と、家族、特に今は亡き、母親との対話についてのお話があります。前者は比較的整理できてるけど、後者はいろいろと想いが出てきそうでまとめられるか、ちょっと不安だあ。



やはり、営業現場での効果について、触れておきたいな~!ちょっと、脱線しますが、お付き合いください!



自分自身の経験上、結論としては、

コーチングはチームの活性化、部下のモチベーション向上に対して効果があると断言できます。

ただし、コーチ側のあり方を間違えなければ!


単にマネジャーのスキルとして、テクニカルに使われた日には、きょうびのビジネスマンはすぐにまた、コーチングスキルか~、と操作感を持たれ引かれてしまうでしょう。


そのあり方のエッセンスとしては、
 本気で部下の成長のためにやること、
  ・それを定期的に、
  ・かつ、時にガチンコで関わる。


この二点をそれぞれ事例として、私のエピソードを紹介しますね。


背景:
当時、私は4人のチーム員を持っており、あるエリアのチームリーダー兼プレーヤーとして、責任を負う立場にありました。ただし、メンバーの評価には直接かかわらないという立場でした。


ある程度、自由度の高いチーム運営を任されるものの、営業数字へのプレッシャーは常にあり、毎月、同じ支店内のチーム間での競争の中で成果を上げることに苦慮する状況でした。


メンバーは中堅の男性MR2人(一人は中途入社)と新人男女2名の計4名、それぞれ、個性的なメンバーでしたが、その強みを発揮して、最終的にはいい評価も得ることが出来ました。


しかし、チームリーダーになった当初は、それぞれの個性がそれぞれに動いただけで、個人の結果にはこだわりを見せても、チームとして結果を出すことには、まったく、関心がなく、かみ合わない状況でした。


エピソードその1

そこで、さっそく、学んできたばかりのコーチングを導入しようと、当初は、小手先で動機づけしようとそれっぽい問いを投げるも、忙しい現場でオープンクエスチョンしても、あまり、効果がありませんでした。


それで、一念発起して、毎月全員に対してそれぞれ30分間のコーチング面談を実施したのです。異動するまで1年以上続けたと思います。


何か現場の問題を解決するためというよりは、ひたすら、彼らの仕事に対する、思いや営業スタイルや価値観、よかった体験、悩んでいることなどなどをゆったりと聴く時間としてです。


そんなことをひたすら聞いてあげる「彼らのため」の時間を取ったのです。


それゆえ、それぞれに内容は異なりましたが、個々の良さや魅力を堪能できたのです。


扱いにくいと思っていた中堅のメンバーに対しても、よくその気持ちを聞くと、自分には無い良さを感じることができ、それまでには無かった、尊重の気持ちが生れてきたのです。


そうこうしているうちに、チーム間のコミュニケーションが良くなり、普段でも、現場でこんな声が出ていますとか、こうした方がいいんじゃないですかといった意見が出やすい環境になってきたのです。


そんな月末のある日、
その月のキャンペーン品目でチーム間のコンテストがあり、あと、ちょっとでトップを取れそうな状況に。最終的に見込めそうな数字を乗せこみ、他チームの状況を鑑み、電卓をはじいて、


「あと、○○万円売上あげればいけるかな~」


と、チームメンバーの前で一言、つぶやいたのです。


でも、もうすでに、精一杯やれるとこまで実施した状況なので、私はあえてチームメンバーにその数字を割り振ったり、命令することはしなかったのです。


100%彼らを信じて、尊重している立場で無理強いできるわけがない。。。
そんな甘ちゃんなリーダーでもあったのです。(笑)


翌々日でしょうか、さて、結局、あのキャンペーンどうなったかな~?と実績を見てみたら、何と予測以上に売りが上がって、


見事トップの成績に!


一体何が起きたのか?


あわてて、その先の担当者に電話して聞いてみると、
その2年目になった新人の彼と私がちょっと苦手と思っていた中堅社員が一緒になって、その得意先に赴き、


「これだけあと買ってください!」


と頭を下げてお願いしたというのです!



そういえば、私があの日、「あと、なんぼ!」とつぶやいた後に、その二人が目を合わせて、すっと消えていったことを思い出しました。


あれから、二人でお願いに行ってくれていたのです。


彼ら二人が帰ってからですが、お礼を言ったときだと思いますが、その中堅社員から


「いつも話を聞いてくれるリーダーに言われたら、応えないと・・・」


なんていう、うれしい言葉を返してくるではありませんか!


さっそく、チームで祝勝会も行い、互いの努力をたたえあいましたが、そのあと、部署を離れてからも、当時のメンバーとはよく飲みに行く想い出深いメンバーです。


ここでの学びは、普段からのコミュニケーション、特に面談という場で、しっかりと彼らと向き合うことの大切さを学びました。


そして、その場では評価目線でなく、100%彼らの話を尊重して聞いてあげること。
その関係性があれば、急場のチャンスも乗り越えられる力が引き出せるのだと。


この経験は、チームリーダーとしての自分なりのスタイルを固め、大いに自信を深めた経験でもありました。




しかし、ここに至る前に、もう一つのエピソードがありました。


それは、もう一人の中途で入ってきた中堅社員との体験。


彼とは、そんな生半可なことではいかなかったのです。


彼とはガチンコで向き合うことに。。。




そういえば、しばらく会ってない。元気かなあ~



エピソードその2続く・・・



書いてみておもったけど、
今、学んでいるシステムコーチングを知っていたら、もっと苦労なくこのチームを作れていたかもと思う。


チームビルディングに悩んでいる方、無料相談に乗りますよ~!

2014年12月22日月曜日

ウェルネス・キャリア実現への想い③

前回は、コーチングとの出会いに至るまでの探索のお話ししました。

要約すると、
人生は一度きり、病気になったり、倒れたりしてからでは、手遅れ。
だから、自分が本当にやりたいことは何かを見つける旅に出て、コーチングと出会った。
・・・ということになりますか。

今回は、では、なぜ、コーチングが自分にとって、「これだ!」

と思えたのかをお話ししたいと思います。


一言でいうと、コーチングを体験することで、

本当に自分らしくあることに気づけ、それを体現していると、とても健全で、病気とは無縁な境地である。

と、思えたことだと思う。


そんな、100%自分らしさが尊重されている状態で、自分のキャリアを歩むことが出来たら、

少なくとも、それに向かって、今を生きるのであれば、

たとえ、病気になっても、自らを管理して、目的のために、体と相談しながら、あきらめない人生を生き切れる。

そして、決して、後悔しない生き方が出来ると思えたから。




その考えに至るうえで、当時、自分の中に、医療に間接的に携わる立場として、課題意識があったと思う。


それは、MRとして、医療機関を訪問して、医師と面接して、治療についての問題点を聞く機会をたくさん持っていたからだ。

どちらかというと、MRとして、単に自社の薬を使ってもらうためにだけ、行動するというより、どうやって医師の診療上の悩みを解決するかという視点で接していたように思う。

そんな、同じ目標意識をもって、何か提案ができないか、お手伝いできないかと、薬の紹介に絡めて面会をしていた。


先生曰く、
「いやあ、いくら、口を酸っぱくして、生活習慣の指導をしても、患者さんは、なかなか、聞いてもらえなくてね。
高脂血症や高血圧について、自覚も少ないし、支払う医療費もバカにならないしね。結局、コントロールもいい加減になりがちだよね。」
という言葉をよく聞いていた。

そんな、話を聞くと、何とも父親のことを言われているようで、

何とか、そういうことの無いように、患者さんに少しでも病気について、理解して、生活を改善できるための指導用の資材などを持参しながら、すこしでも役に立てればと訪問していた。



しかし、何ともやるせない、手遅れな気持ち。

「なってからでは、遅いんだ!」

という思いが、湧き上がってくる。



そんな、思いに悩むような時期に、ちょうどCTIのコーチングのワークショップに通うことに。

自分の中にある、未来にありたいの自分の姿をイメージしたり、自分が自分らしくあった輝くような
体験などをセッションの中で振り返る。

すると、自分はいままで、どれだけ、周りの目や評価ばかりを気にして、いい子ちゃんになろうとしていたことか!
リスクばかりを気にして、「あれはダメ、これはダメ、こうしなくては生きていけない!」
と自分に抑制をかけていたに存在によって、すっかり、コントロールされていたのだ。


ワークショップのリーダーからの
「このコントロールされた世界をずーっと生きていたらどうなっちゃうの?」
的なことをいわれ、暗黒の世界にずっと暮らすような自分を見出す。

どうにもエネルギーが上がってこない。


この世のシステムは、常にストレスがつきもの。
好きでもない仕事をし続けなければ生きてはいけない。

それが世の中だ。その現実を受け止めて、
生活する上で安心安全のために、本当の自分の上に着ぐるみを着る。

誰にも見られないように、そっとビルドスーツに身を固め、
自分の弱みを見透かされないように日々を送る。

仕事の中に自分自身が活かされているという実感を見出せず、
ただ、組織や上司のめがねに適うように自分を合わせて生きていく。

でも、いつしか、その闇に葬られた本当の自分の願いが、心身に向けて反撃をし始めるんだ。

そうして、世の中にはうつ病や生活習慣病、ガンの患者が増えていくのに違いない。



そんな、想いとこの暗黒の世界を味わう経験がシンクロしていたのだろう。



そして、本当に自分が「今、生きている」という実感を味わいつくす経験をワークショップの中で体感した時、この感覚に全く偽りがないという気持ちになったのだ。



そうか!


こんな自分を生き切ろうとするキャリアを歩めば、
決して、不健康になり、病気に陥ることは無いんじゃないだろうか!


そんな、自分らしい生き方を見出し、その自分で、この厳しい現実世界をあきらめないで生きていくことを支援する。それによって、病気になる人を少しでも無くすことに自分はコミットしたい!


そうような思いから、いつしか、会社の中で希望する職種として、人材開発部門と書き、その中で、社員のキャリア自立支援という形で、実現できればと希望を出していた。


でも、当時は、そうとう、社内的には危機的転機にいたので、
はたして、希望する職種に行けるとも思えず、

この後、転勤して、どこに行ったとしても、MRという着ぐるみを着つつも、自分の内なるミッションは、関わる人が少しでも自分の生きる意味を見出して、イキイキと生きれるよう支援しようと思ったのです。


内なるミッション、
「自分は本当は何のために生きるか」という問いに、ようやく、答えを見出した時・・・
純粋に自分着ぐるみを手放し、本当の自分を受け入れ始めた時・・・

思いもしなかった人事部人材開発グループに転勤が決まったのでした。



・・・でも、本当の本当は、その時すでにコーチとして独立したいという自分がいたのです。

そして、欲求と実際に人材開発部門に行ったこととの狭間で葛藤する日々がその後続きます。



その、葛藤の日々こそが、真にウェルネスキャリアという考えを浸透させたい思いにもつながってくるのです。


まだ、続けていいですかね。笑




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個別メッセージをお待ちしています!


2014年12月20日土曜日

ウェルネス・キャリア実現への想い②

何となく、これから自分のキャリアについて語るのかあ~と思うと急に手が止まるものなのですね。笑

でも、書くにあたり、図らずも、シリーズ的に展開するとしても、あくまで、ウェルネスキャリアということへの言及のためのもの!
と心にとどめておきたい。

父親が退職時に倒れたという原体験のことを書きましたが、他にも身内でキャリア観に影響を受けた約2名の共依存な関係性についても話さないと次に進めない気もしています。


そうなんです。


この二人の関係性から生まれてしまった彼らの未完了なものを成仏させるためにも、このウェルネス・キャリアという考えをもっと広められたらとも思っているのです。


これは、あくまでパーソナルな課題ではあるのですが。
でも、きっと事業継承について、同じように苦しんでいる方がきっといて、そこにも触れておきたい。


そんなに身内のことを書くのもなあ~という気もしていながら、なんだかんだで書こうとしている私って何??な感じです。笑


たぶん、自分の探求を始めてからの話をすると、きっと、彼らがゴーストとして、見えてくると思うので、このまま、私の探求を開始した30代後半について触れていきます。



(ここから前回からの続き)


正直、本当にどこまで、自分が何をしたいのか?という問いをもって、学びの門をたたき始めたかというと、そうでもなく、

これからミドルに向かうにあたって、マネジメントを勉強しておいた方があとあといいかもしれない・・・

という功利的な気持ちが強かったような気がします。



でも、何か傾向というか、背中を押されるというか、何かしなきゃ・・・!という気持ちがあって、そうとう思い切って、全く知らない世界の門をたたいたような気がします。


そして、その根っこに、父親の姿があったのだと思います。


通い始めたのが、グロービスマネジメントスクール。


3か月ごとに、クリティカルシンキング、人的資本管理(HRM)、マーケティング、アカウンティング、ファイナンス、経営戦略などなど、一通り10クラス以上を気づくと取っていました。

あまり自分の専門領域に関係のないアカウンティングやファイナンスまで取って、単なる研修オタク、学びのコレクター状態に陥っていました。

当時、他の受講者に言っていたのは、論理的思考がなかなかできないから、種々のケーススタディーを通して、論理的思考力を鍛えて、スキルアップしたい。と答えていたような気がします。

確かに新たな世界が開けてくるような気がして、とても刺激的な日々が続きました。
経営の枠組み、見方、考え方を学び、その醍醐味をケースを通して実感出来て、子供が遊び盛りの中、あまり、遊んであげられなかったのは、辛かったけれど、仕事をしながら、週末や平日の夜に懸命に通い、レポートを提出する日々に、充実感を覚えたものです。

でも、会社からの派遣でもなく、自分で大金を払って通っている中で、会社で選抜されて来る優秀な受講者と交流すると、彼らの優秀さがよくわかる。



他方、MRとしての仕事の方も、結構多忙のなか、ますます、成果を問われる様になるものの、グロービスでMBAについて学び、頭でっかちになっているために、どうにも、その方針に対してしっくり来ない自分がいたりして、批判的になったり、仕事に身が入らなくなったりして来る始末。


得意先ともトラブルを招いてしまうことに!


本当に扱いにくい社員になっちゃってた。




ついでに、実家からも、そろそろ、戻って薬局をやってほしいような声がちらほら。

でも、すっかり、母親は介護一本の状態で、お店は閑古鳥。
世はドラッグストアと調剤薬局の2極化が進み、パパママ薬局はどうみても将来性はなく、加えて、私の家族が合流するには、その他にも多くの困難があったのです。

(この困難さについては、コーチングの段でお話することになるかも・・・たぶん)

当時、本当に実家には近づかないようにしていた。

そこに戻ることを受けいれられず、反発していたのだ。




そして、ますます、自分が一体何をしたいのか、わからなくなる一方になったのです。




そんな、さなかに受講したのが、グロービスの組織行動学であり、それを学ぶ中で、コーチングという存在に出会う事になりました。




これにはピン!とくるものがあり、当時、チームリーダーで4人のメンバーの面倒を見る立場になっていた私は、MBA科目のなかで、唯一、現場に使えて、成果につながるのものと思ったのです。


まあ、ここでも、その動機は部下をいかにその気にさせるか?という下心があったのは確かです。


いまでも、当時の組織行動学を受講したメンバーとは、年2回程度飲みに行き、彼らの順調に出世する姿を横目に、こちらはいろいろと悩みを相談しあえる仲間です。


そんな、メンバーの一人に某大手化学品会社の人事部の方がいて、その人から、コーチングを勉強するのなら、ぜひ、「部下を伸ばすコーチング」という本を読むといいよ!と教えてくれたのです。


それがCTI(コーチ養成機関)との出会いでした。


そして、このコーチングを学び始めたことと、まるで、連動するかのように、通い始めて約1年程度たった秋に会社でも人事部人材開発グループへと異動することとなったのです。



当時、39歳、ちょっと遅まきの自分にとっては劇的なキャリアチェンジとなったのです。


これで私のキャリアも念願が叶い、順風な40代を迎えられるものと思っていたのですが…



続く・・・